トップ > レビュー > 相棒 > 10th Season > 第2話
五年前に新開拓海(和木亜央)という男を殺害し、傷害致死で服役していた男・川北誠也(川野直輝)が出所後、
何者かに殺される。
現場の状況から、怨恨の線が浮上し、拓海の両親が浮上。「人を殺しておいて、5年は軽すぎる」
と損害賠償請求をしていたからだ。
その弁護士を担当していたのはなんと瀬田宗明(渡哲也)弁護士だった。
瀬田宗明 再登場。
瀬田宗明とは元法務大臣の弁護士で、正義感が強く、常に被害者遺族や原告側の気持ちをくんだ行動とる、
良い人間として描かれています。
被害者遺族は自分の肉親が奪われた悲しみ、怒り、色々な感情が入り乱れ、加害者家族も周りから白い目で見られ、 どこまで行っても救われない。悲しい話でした。
因みに、「逃げ水」とは、遠くに水がるように見えるが、近づいてもそこに水はなく、 しかしまた遠くに水があるように見える夏の風物詩のこと。まさにこの話にぴったりなタイトルだと思います。